こんにちは。
悩めるリーダーの
意思決定のスピードを加速する専門家、
西河由貴です。
今年4月に起きた熊本地震。
あなたは被災地のために、
何かアクションを取りましたか?
私は、残念ながら業務の関係で、
休みをとってボランティアのために
現地に向かうことができず、
でも、同じ日本人として
何かできることはないかと考え、
熊本県に対して「ふるさと納税」を
させていただきました。
そして昨日帰宅すると、熊本県知事からの
お手紙が届きました。
本当に微々たる金額ですが、
それでも何か復興のお手伝いができればと考え、
このふるさと納税以降、
たとえば何かお使い物を購入するときは、
熊本をはじめ九州各地のモノを優先的に
購入すると「決めて」います
(もちろん、東北をはじめほかのエリアについても、
被災地の応援につながるモノを優先的に
購入したりしていますよ!)。
「いつか被災地の力になれればいいな」と
“思っているだけ”ではなく、
「被災地のために、どんなに小さくても良いから
今の私にできることをしよう」と
“決めた”のです。
日ごろから強く感じるのは、
助けを必要としている人や場所に対して
力になることは、やはり、
心身ともにゆとりがないとできないな、
ということ。
もしかしたら
「経済的なゆとりもないと、できないと思う」
とお考えになるかもしれませんね。
でも、仏教では「財力や智慧が無くても
7つの施しができる」というお釈迦様の教えから、
「無財の七施」というものがあります。
詳しくは、こちらのサイトに譲りますが、
一部引用させていただくと、
七つの布施とは次のような内容です。
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一、眼施(慈眼施)
慈(いつく)しみの眼(まなこ)、
優しい目つきですべてに接すること。
二、和顔施(和顔悦色施)(わがんえつしきせ)
いつも和やかに、おだやかな顔つきをもって
人に対すること。
三、愛語施(言辞施)
ものやさしい言葉を使うこと。
しかし、叱るときは厳しく、愛情こもった
厳しさが必要。思いやりのこもった態度と
言葉を使うこと。
四、身施(捨身施)
自分の体で奉仕すること。模範的な行動を、
身をもって実践すること。
人のいやがる仕事でもよろこんで、
気持ちよく実行すること。
五、心施(心慮施)(しんりょせ)
自分以外のものの為に心を配り、
心底から、共に喜んであげられる、
ともに悲しむことができる、
他人が受けた心のキズを、自分のキズの痛みとして
感じとれるようになること。
六、壮座施(そうざせ)
座席を譲ること。
疲れていても、電車の中ではよろこんで
席を譲ってあげること。
さらには、自分のライバルのためにさえも、
自分の地位を譲っても悔いないでいられることなど。
七、房舎施(ぼうしゃせ)
雨や風をしのぐ所を与えること。
たとえば、突然の雨にあった時、
自分がズブ濡れになりながらも、
相手に雨のかからないようにしてやること、
思いやりの心を持ってすべての行動をすること。
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私は特定の宗教の信者ではありませんが、
こうしたお釈迦様の教えには気付きが多く、
また、あの柔和なお顔を見ると
あんなふうにありたいなと感じます。
つまり、お金が無くても、地位が無くても、
何の持ち合わせが無くても、
相手のためにできることがある。
それをするかしないか「決める」のは
あなたの気持ち次第なのですが、
その「決める」という行為はやはり、
心身ともにゆとりがないとできませんね。
だって、いつもゆとりがなく、いっぱいいっぱいだったら、
ほかの人のために心を配れませんよね?
じゃあ、なぜいつもゆとりがなく、
いっぱいいっぱいな状態になってしまうのか?
それは、「決める」ことに時間を掛けすぎている。
意思決定のスピードが遅いから、
常に「保留」なことをたくさん抱えているからです。
意思決定スピードを加速して生まれたゆとりで、
自分に対してはもちろん、
自分を支えてくれている周りの人のために
心を配れる自分になれたら、
より豊かな人生を送れると思いませんか!
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〔出典〕法華宗 真門流サイト
http://www.hokkeshu.jp/houwa/031.html
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